光触媒とは・ とは
光触媒とは
光触媒とは、酸化チタンを触媒として光エネルギー（紫外線及び可視光線）を利用して起こる化学反応（酸化還元反応）の総称です。その化学反応の分解力により、汚れ・悪臭・細菌・ウイルス・有毒ガスといった有害物質を分解・除去するという優れた働きをします。
光触媒作用の原料に、中性で安全なペルオキソチタンを取り入れたことが大きな特徴の光触媒コーティング技術のことです。ペルオキソチタン自体が持つ強い接着力により、これまで不可欠であった有機系バインダーが不要となり、あらゆる無機基材・有機基材に常温で且つ安全に光触媒膜を付着させることが可能となりました。
また、このペルオキソチタンは有機基材へのブロック層の役割を兼ね、二層工法（特許工法）を使用する事で従来から問題になっていた基材の表面を損傷させるという事も解消されました。Tiotectにより光触媒分解機能を最大限に高められるのです。
光触媒は、製法と加工の難しさから100%酸化チタンを使用する事が難しく、バインダーに有機成分が用いられるなど、結果的に効能を完全に発揮しきれず、安全性においても懸念のある製品が多く存在しています。
私たちのTiotectは、100%の永久活性化二酸化チタンで対象物の表面を覆うことが出来る為、その表面に接触する微生物粒子を絶え間なく分解し、安全性においても全くの無害と言えます。
また加工方法自体も常温で行うことが可能な為、あらゆる建築・工作物へのコーティングが可能です。
有機溶剤を使用しない為、環境・人体・基材への悪影響が無く毒性はゼロ。
膜
基材
ティオテクトの
膜面断面のSEM写真
他社製品
溶剤pHが酸性域・アルカリ性域であることが多く、環境・人体・基材に悪影響を及ぼす可能性がある。
大部分の酸化チタンがバインダーに埋もれている為、光触媒効果が激減すると共に、バインダー中の有機成分や基材を光触媒作用が分解し自ら剥がれ落ちる。
完全無機物バインダーが有機基盤への光触媒の作用を完全にブロックする事で基材を損傷しない。